詩・散文
  ※その時々に感じたことを、感情の赴くままに書き留めています。

2014・2月25日

あの日から、もうすぐ三年を迎えます。

復興を遂げるにはまだまだ遠く、原発は廃炉に向け汚染水と闘いながら核燃料棒の移行作業が続いています。

必ず復興を成し遂げる、その思いを胸に多くの人たちの尽力が注がれています。


男子フィギュア羽生選手、彼もまたその一人です。

被災の地から飛び立った少年は、日本を背負って立つほどの青年になっていました。

東北の復興は日本の復興、五輪を通して世界が見守り注視されているのを彼は知っていました。

震える重圧に中学生以来というステップをミスして、もうだめだと挫けそうになった時、頭を過ったのは震災の中で見たものだったのではないかと思います。

その思いは酸欠で意識も遠のく状態でありながらも、怒涛のような後半の演技の立て直しに繋がったのでしょう。

怒涛のような・・・それはたぶん怒り≠ニ感謝≠フ入り混じった言い知れぬ力のような、そんな感じを受けました。


世界のトップ、金メダルおめでとう!


聖地だそうです^^ 弓弦羽神社

羽生選手直筆の絵馬が残っています。
読み易い綺麗な字です!
こちらの神社では、通常絵馬は一年経つと燃やすそうです。

ちょっと口籠りながらガザガザと包みを開けた神主さん。

「えー・・・これはちょっと取っておこうかと・・・ははは(苦笑い^^)」



2013・3月11日(月)

あの日から

雪が降り 雨が降り

風が吹き 陽が注ぐ


過ぎ行く時間に逆らうように

思いは過去を巡り

巡り巡りていまも彷徨っているのに

肉体は今日を生きている

働き 食べ 眠り

そしてまた明日を生きる


ああ・・・

悲しみが風化することはないけれど

苦しみが風化することもないけれど


抱きしめた子犬は温かい




2011・4月18日(月)

昨日の一日が今日に
今日の一日が明日へ

試行錯誤の足跡は、人間だもの   
だけど行く道のりは、みな同じ

想いよ届けと
明日に繋がる一日に祈る

昨日の一日が今日に
今日の一日が明日へ

ほら、聞こえて来た!

東の北の方から

「さあ、復興の狼煙が上がりました」

一歩を踏み出す声が




2011・4月12日(火)

久し振りだね 何年振りかな 元気にしてた?

あ、そっか

こうして会えたのが 元気な証拠だよね

みんな家が近いのに

学校を卒業して 働くようになったら

なおさら 会わなくなったよね

同窓会だって

いつの間にか人数も集まらなくなって

何年も無いままだったのに

だけど今度は来たよ

会いたかったんだ 君に


校庭の昔よく遊んだバスケットコート

男子がゴールリングにシュートを打つと

すぐにバスケットが始まった

女子は談笑しながら コートの男子に声援を送っている


君はそこにいたんだ

バスケットコートの中

クラス一のドリブルで駆け抜ける

そしてシュート!


君はそこにいたんだ

バスケットコートの近く

長い髪を揺らせて歓声を上げた

ナイスシュート!


みんな忘れていたわけじゃないよ

新しい時間が重なって その時間は昔みたいに 自由じゃなくて

あの時 立ち止ることを許さずに


―ほら、行けよ―

―行かなきゃダメじゃない―


そう背中を押したのは 君だったじゃないか

言い訳かな

それでもいいよ 言わせてよ

忘れていたわけじゃないんだ

もうすっかり 校庭の桜が満開だ

綺麗だね

目を細めて眺めるみんなの瞳には

君の笑顔も一緒に映ってるのさ

まったく いい歳をした大人たちが

鼻を赤くしているよ


ああ駄目だ

今年の桜は

泣けて泣けてしょうがない



2010・3月28日(日)

女子フィギュア浅田選手、おめでとう! 2010ワールドはジュニアを含む男女とも優勝って、凄いね!



2010・3月27日(土)

昨日の明け方、男子フィギュアLIVEで見てました^^
改めて、何てメンタルな競技なんだろうと思いました。
競技の世界は、総じてそうなのでしょうけれど。
その最たるところを歩き続けてきた高橋選手。
大ちゃんにはおめでとうより、ありがとうが似合いそう。
たくさんの感動をありがとう。
目を開けて

前を見た時から 道は続く

躓いて ぐっと踏み止まった足から

また道は続く

だから歩いて行けるのだ

生きていることの意義を求めて

素晴らしき人生の道




パラリンピックもメダルラッシュでした。日本はパラリンピック冬も夏も強いです。

ルデックの新田選手の言葉です。

自分にとってクロスカントリーとは、工夫と感謝の気持ちなのだそです。

何て素敵なアスリートたち!